那須では冬、寒くなり気温が-8度ぐらいまで冷える。里芋、コンニャクイモは収穫した芋の中から翌年の種芋として選別して越冬させる。今まで土に埋めたり、自作の保温気に入れたり、東京の実家に持って行き越冬させていた。土に埋めるのが保温・保湿では理想的だが100㎝ぐらい掘り起こさなければならない。今まで何度か努力したが80cmが一番深かった。もっと深く掘ればいいのだがかなりの重労働。毎年半分以上を凍らせたり、乾燥させてからからにしたり失敗の繰り返し。今回新たな方法を考えて試す。
40㎝ぐらい掘った。右足を入れて写真を撮ったが長靴が入るぐらいの深さ。この深さが体力的に限界。
ネットに入れたこんにゃくの種芋と上に2個乗っているのは隣の人が畑にほってあった里芋の親芋。テストで埋めてみる。
薄く土をかぶせた。
その上から6重に重ねたプチプチ(気泡の入ったビニールの梱包材)をかぶせた。
更にその上におが屑をまいた。私は木工をやっているのでおが屑は捨てるほどある。
プチプチとおが屑の層をもう1回重ねて空気の層を作った。その上にビニールを雨除けのためかぶせた。
最後に土をかぶせて写真には写さなかったが風で飛ばされないように石を置いた。
10月中旬に巻いた麦の芽は今のところ順調に成長している。