2016年1月1日金曜日

ピザ窯2006年 その1 第一窯




<2016年にホームページからブログに移しました。2011年の震災でひびが入り作り替えました。現在は2番目、3番目の窯が活躍中。>

2006年は田舎生活を始めて2年目。家内からピザ窯を頼まれていた。ピザ窯作りの本を購入し、かつピザ屋さんの窯をいくつも視察。それらを参考にチャレンジした。今年のメインの目標とする。雪がなくなった3月下旬に作業に着手。雨季から夏の間は雨、来客、畑、木工などで作業を中断。9月に再開し10月に完成した。以下その作業工程を紹介します。

石を仮置きし、土台の形を確認する。本に出ていた内径120cmの窯を作る予定。土台の直径を190cmにするつもり。














裏の川からなるべく平たい大きな石を選び積んでみる。垂直に積んだほうが焼くときの作業がしやすい。でも知らず知らず内側に傾く。又不安定でグラグラするので3回ぐらい積んでは壊しまた積みなおす作業をした。










ある程度積んだら内側に土を入れた。裏の庭から家内と二人で土嚢に詰めて運んだ。敷地の都合で一輪車が使えない。ひたすらサンタクロースみたいに土嚢を肩に担ぎ往復。













土台の高さはわきの下ぐらいが良いとされている。ピザを出し入れするときに腰を曲げず作業が楽だという理由。でもそんなに高くするのは人力では無理と判断。ピザの出し入れは膝をついてやることで妥協し、この高さで土台を終えることにした。










久しぶりに雪が降り作業は出来ない。
















砂利を敷き、家にあった捨てる前の針金を敷いた。鉄筋のつもり。気休めか? 最上段の石にはセメントを薄く塗り石のぐらつきを安定させた。













セメントを流したところ。

















外側のガイドに鉄パイプを乗せ表面を平らにした。暑さは2cmぐらい。これで十分かは分からないが適当な厚さで良しとした。砂はホームセンターで買った。川から持ってこようとも思ったが買う砂と違い石が混じっていてモルタルにはできない。










耐火煉瓦を200個買った。本によると中古の煉瓦が安い。インターネットで探したり陶芸店に行き尋ねたが入手できなかった。また粘土も探したがわからなかった。少し高くついたが、新品の煉瓦を益子で買った。自分の車で運んだ。











梅雨、夏の来客、木工の作業で暫く作業が中断していた。9月は窯作りの月と決め作業を再開した。先ず窯の床となる部分に耐火煉瓦を並べた。内径は最初160cmにするつもりだったがピザ屋さんでも120cm。有名な近所のピザ屋さんで120cmあれば充分と聞き狭くした。これで耐火煉瓦の使用量が少なくて済む。








煉瓦が動かないように周りをセメントで固めた。
















ベニヤ板で床の形を作る。

















窯の内側のアールもベニヤ板で作る。この型紙で柱の高さなどを計った。















コンパネで柱を作り窯の形にした。

















頭に細く切ったベニヤ板を張る。


















ドームみたいな窯の内側が完成。土台の上に乗せてサイズを確認。これまでの作業でこのとき我ながら立派な出来と自己満足した。














1段目の煉瓦を並べてみる。

















水で濡らした新聞紙をドームに張り付けて、その外側に煉瓦を積んでゆく。















耐火モルタルを煉瓦と煉瓦の隙間に詰める。隙間が大きいところは砂利を積める。その上からまた耐火モルタルを詰めた。














一応レンガを積み終えた。

















モルタルが乾くとひびが入る。何度もモルタルを隙間に詰めるが、完全には埋まらなかった。






















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